iphone5電池交換の方法について

iphone5の不具合現象で充電出来ない・電池のパワーが低い、電池がすぐになくなってしまう、水没で電池をショートしてしまった、アプリケーションをたくさんつめこみ過ぎたり、使わないオプション機能のオンにしたりして使っていると電池の消耗も早まり劣化スピードの早くなります。電池が減りが異常に早い不具合と思われる現象が継続して発生した時は、自分で電池交換に挑戦してみてはいかがですか。但し手先が器用な方で、落ち着いてiphone本体を分解したり組み立てたり出来る人しかおすすめ出来ません。あわてていると分解する時に、他の箇所にキズを付けたり壊したりし二度と使えなくなる場合も有るので素人の方はおやめ下さい。（本気でiphone5のリチウム電池の修理交換作業をする方は英語バージョンですが修理専門業者動画サイトもあわせて確認した上で試行して下さい。（但し自分でiphoneを分解するとAppleケアサービス期間中でもその後Apple責任と思われる不良が発生してもサービスが受けられない場合が有るそうですのでご注意願います。）

＜Appleよりのバッテリー交換プログラム情報より抜粋しています＞

2014-08-22よりバッテリー無償交換手続きが始まっています。

対象は、ごく一部のバッテリーで不具合（バッテリーの駆動時間が急に短くなったり、より頻繁に充電が必要になる）

が有ったとの事2012年9月から2013年1月に販売されたiphone5でAppleが提供しているシリアルNOに合致する場合で且つバッテリーの不具合現象が確認が取れた場合バッテリー交換を無償でしてくれるとの事です。この件についてはAppleのケアサービスサイトで詳細の説明が有りますのでそちらを確認の上該当する場合はAppleの正規プロバイダー店で確認してみて下さい。

iphone5リチウム電池の交換手順概要

1）iphoneのフロントパネルを取りつけている写真の①と②の2本のネジをiphone5専用のドライバーで外す。

iphone5フロント面吸盤治具取り付け — iphone5フロント面下部を吸盤治具取り付け

2）あらかじめ購入しておいた、吸盤フックをホームボタンの近く側の液晶の表面に吸いつかせてキズをつけないように注意深くホームボタン側より外す（これは結構力もいりますが、あまりに力強くしても、もう一方の液晶面内部のカメラ側はコネクター3箇所が接続されその上をブラケットカバーでネジ止めされています。よって強く引っ張りすぎると、コネクト部を破損してしまい、修理不可能の商品になってしまいます。（写真ではすでにスキマがあいていますが、修理前の本体は密閉された状態になっています。）

フロントアッセイコネクトカバーのネジ3箇所を外す — iphone5フロントアッセイコネクトカバー

3）液晶パネルと関連部品のついているフロントパネルアッセイを外す為に

コネクターの抜け予防を兼ねたカバーの3箇所のネジを外した後カバーを外す。

4）フロントパネルアッセイより本体のマザーボードに差し込まれているコネクター3箇所をヘラのような専用治具を使ってキズをつけないように慎重に外す。

iphone5フロントアッセイが外れた状態 — iphone5フロントパネルアッセイを外す

5）フロントパネルアッセイを本体より注意深く取り外す。

（写真は本体と分離したiphone5フロントパネルアッセイです。）

6）次にリチウム電池を取りつけているコネクト部のカバーのネジ2か所を外す。

7）リチウム電池の下面は本体のフレームに接着剤で固定されているので、これを外すには、電池の上面からドライヤーをまんべんなく数分間あて、接着剤を柔らかくした上で、片側は電池と本体のフレームの隙間にヘラのような取り外し治具を入れて電池を浮かすように動かしもう一方では透明のシール上のピッカーを引っ張り注意深くリチウム電池を外して行きます。